太陽光発電による自家消費とは何でしょう?
一言で言うと、「自ら発電して、自ら使う」です。
今まで電気というのは、電力会社から買うものでした。しかし、2000年3月に電力の小売が解禁されます。「特別高圧」と呼ばれる区分(大規模工場など)から電力の小売が開始され、順次「高圧」区分(オフィスビル、工場など)へと拡大されていきました。
そして、2016年4月からは、「低圧」区分、一般家庭に対しても電力の小売が解禁され、より多くの人々が、電力会社以外からも電力を買えるようになりました。
新電力と呼ばれる新規参入の会社は電力以外に独自のサービスや特典を用意し、顧客を獲得していっております。
しかし、これらは電力の売り手が変わっただけです。自家消費では自ら発電するという点が大きく異なります!!
再生可能エネルギーのなかでも、太陽光は自家消費に対して相性がいいです!
- 屋根に設置:新たな土地が不要
- 運転音:静か、さらに夜間は停止するので近所迷惑にならない
- 投資効率:バツグン。屋根活用で土地代が不要、ここ6年の機器代低下、工事品質向上の恩恵で15%前後の利回りも視野に入る
そして、年々上昇している電気料金ですが、内訳を見ると電気料金と共に徴収されている「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の上昇が著しいです。
低圧(一般家庭も含まれます)においては、電気料金の10%程度になっています。全国民から薄く広く集め、再生可能エネルギーを普及させるためなので、意味のある負担です!でも、これで光熱費上昇し、家計が圧迫されたり、企業の競争力が下がると本末転倒です。
そもそも太陽光などの再生可能エネルギーは、分散型電源とも呼ばれており、需要があるところに作って、そこで消費するのが成り立ちなんですよね。
それに自家消費すれば、固定買取価格制度に頼らないため、国民負担の抑制になります。
Co2排出もしませんから、温暖化の抑制にもつながります。
これらより、自家消費というのは、あるべき姿で再生可能エネルギーを普及させる形であり、経済的にも非常に優秀な方法なのです!!
次回は、発電量と経済性について!!続く!!
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